

児島さん知識と経験ならお任せを
“技術” と“コミュ力”を
育てるトレーナー
担当領域 研修(保全)
プロフィール
職業訓練指導員免許
(機械科)など、
8つの資格を取得
(機械科)など、
8つの資格を取得
品質管理や保全など、
豊富な現場経験
豊富な現場経験
好きなミュージシャンの
ツアー巡りが楽しみ
ツアー巡りが楽しみ

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日研トータルソーシングに入社してから現在までのご経歴を教えてください。当時、リーマン・ショックの影響で転職先がなかなか見つからない中、前職の品質管理の経験を生かせると思い、液晶パネルを検査・修繕するスタッフとして当社に入社しました。その後はスタッフの就労サポートなどを担当し、2018年から機械の修理やメンテナンス保守などを行う保全分野に関する研修施設のテクノセンターで講師をしています。
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これまでのご経歴の中で特に印象に残っているエピソードはありますか。スタッフとしてまだ入社して間もない頃、人生で初めての寮生活・交替勤務だったため体が慣れずに体調を崩してしまったことがありました。そのときの担当者は、寮まで駆けつけてくださり、車で病院まで送ってくれました。その後もこまめに連絡をくれ、親身にサポートしてもらいました。担当するスタッフがたくさんいる中で「ここまで一人ひとりに寄り添ってサポートしてもらえるんだ」と、そのホスピタリティに感動したのを覚えています。その後、私がスタッフをサポートする側になったときに「あのとき支えてもらったように、今度は私がスタッフを支えていきたい」と思いました。
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ワークライフ・サポーターとして普段どのようなことを心がけていますか。常にスタッフ目線を忘れないことを心がけています。スタッフは年齢も考え方もさまざまです。一人ひとりの立場や価値観に配慮して、それぞれが自分らしく働けるようなサポートを心がけてきました。その心がけは講師になった今でも変わりません。スタッフの理解度や習熟度に合わせて、同じ目線に立って伝えるようにしています。
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研修施設の講師として意識していることはありますか。研修生には就業先でのコミュニケーション能力も重要だと伝えるようにしています。研修は短期間でポイントを絞って教えるため、学んだことを忘れてしまうこともあると思います。そんなときは、素直に分からないことを伝えて、現場の方から教えてもらうコミュニケーション能力が必要になります。とくに周りから「教えられ上手、かわいがられ上手、叱られ上手」になることが大事だと感じています。挨拶や報告・連絡・相談の大事さを伝えることで、どうすれば教える側が教えてあげたいという気持ちになるかを意識して、仕事に向かう心構えを伝えています。
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児島さん自身は、どんな瞬間にやりがいを感じますか。研修生が成長していく姿を実感できたときです。テストでいい点数を取ったり、できなかったことができるようになったりすると、研修生は“表情”で達成感を伝えてくれます。また、実際に研修を終えて就業先で活躍するスタッフの姿を見ると「私も頑張らなきゃ」と勇気がもらえます。成長していく皆さんの相談にも乗れるように、私自身もさらに多くの知識・技術を身に付けていきたいと思います。